ベッドアカデミー
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高いマットレスと安いマットレス、結局何が違う?

「安いマットレスもたくさんあるなか、わざわざ高級なマットレスを買わなくてもよいのでは?」そう思う方もいらっしゃるでしょう。実際に高級なマットレスは何が違うのか?高級ベッド専門店の店長に、「柔らかすぎるマットレスの弊害」について聞いてみました。

目次

1:マットレスは大きく分けて2種類

2:こんなに違う!ポケットコイルと連結コイル。

3:価格差はどこで生まれる?

1:マットレスは大きく分けて2種類

マットレス選びが大切なのは分かったんですが、予算も限られていますし、いざ買うとなると、なかなか高級なマットレスを買う勇気が出ないんです。今は安いマットレスもたくさんあって高級なマットレスが随分お高く感じるのですが、値段によって本当にそんなに品質は変わるものなのでしょうか?

確かに、高いベッドと安いベッド、何がどう違うのか、なかなか分かりづらいですよね。見た目もそんなに変わらないですし。もしかしたら実際に試しに寝てみても、「えっ何が違うの!?」と思うこともあるかもしれません。ですから今回は高いベッドと安いベッドの違いについてお伝えします。

はい、お願いします。

まず最初に、ベッドのマットレスは大きく分けると2つの種類があります。 どんな種類があるかご存知ですか?

ん〜、ちょっと分からないです。

連結コイル
独立型のポケットコイル
こちらの2つです。

2:こんなに違う!ポケットコイルと連結コイル。

どちらも聞いたことはあります。どんな違いがあるのでしょう?

まず「連結コイル」ですが、その名の通りコイルが縦横に連結していますので、揺れが止まりにくい、という特徴があります。

「連結コイル」だと1回動くと揺れが長く続く、ということですね。

そうです。一方、「独立型のポケットコイル」ですが、こちらもその名の通り、1つ1つ独立したコイルが入っているので振動が伝わりにくい、という特徴があります。

それなら「独立型のポケットコイル」の方が良さそうですね。

お好みもありますので、一概には言えませんが、一般的には体圧分散性が良いということからポケットコイルのマットレスが圧倒的に人気です。では、本題の価格が高い安いという話に移りましょう。

3:価格差はどこで生まれる?

お値段の違い、よろしくお願いします。

まず「連結コイル」に関して言うと、こちらは揺れを防ぐために中に詰め物を入れられています。で、その詰め物によって値段に幅が生まれます。例えばウレタン一層とかであればだいたい¥29,800くらいの価格で販売されています。ウレタンを何層にもするとその分振動が伝わりにくくなりますので、お値段もそれに応じて高くなります。10万円とか15万円と上がっていくわけですね。

なるほど。「ポケットコイル」はどうなんでしょう?

ポケットコイルは鋼線で編まれたスプリングで、できていますがコイルの質によって値段に幅が生まれます。例えば、細くてしなやかな鋼線で編まれたスプリングが使われているコイルですと、弾力性が生まれて体に対してマットレスが柔らかく、その分だけ寝心地も良くなります。そして、その分だけお値段も相応に高くなりますね。逆に太い鋼線で編まれたスプリングが使われているコイルは弾力性も少なくなり、硬いベッドになります。寝ている時に「ちょっと痛いな」と感じるかもしれませんが、その分だけ、お値段は安くなるわけです。

それぞれ中身によって価格が変わってくるわけですね。

はい。見た目には同じに見えても、中の構造には大きな違いがあります。そして当然ですが価格が高ければ高いほど、寝心地は良くなります。少し寝るくらいなら大した差は生まれないかもしれませんが、20年も毎日寝るとなるとやっぱり将来的には、大きい差として身体に反応が出てくるはずです。ですから、予算が許すのであれば、可能な範囲で高い価格帯から、あなたの身体に合ったベッドを選ばれることをお勧めいたします。そして、実際にご購入される際は、まずは店頭でお試しください。

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高級ベッドの選び方