ベッドアカデミー
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柔らかすぎるマットレスの弊害

新しくマットレスを購入される際に、できるだけ柔らかいタイプを探される方もいらっしゃいます。ただ、柔らかすぎるベッドを選んでしまうと、ある弊害があなたの身体にもたらされる可能性があります。その弊害とは・・・今回も高級ベッド専門店の店長に、「柔らかすぎるマットレスの弊害」について聞いてみました。

目次

1:やわらかすぎるベッドの弊害

2:寝返りの重要な役割

3:やわらかいマットレスで血流が悪くなる可能性も

4:寝返りが打ちやすい、おすすめマットレス!〜フランスベッド編〜

5:寝返りが打ちやすい、おすすめマットレス!〜日本ベッド編〜

1:やわらかすぎるベッドの弊害

私、やわらかいマットレスが好きで。新しく買うマットレスも柔らかいタイプを選びたいなと思っているんですが、どうでしょう?

やわらかいマットレスは気持ち良いですよね。特に女性の場合、包み込まれる感覚が好きな方も多いようです。でも・・・柔らかすぎるベッドを選んでしまうと、ある弊害があなたの身体にもたらされてしまいます。

えっ、どんな弊害ですか?

今から説明しましょう。ただその前に、まずは寝返りの話から。人は一晩で平均30回〜40回の寝返りをうつと言われていますが、なぜ寝返りをするのかご存知ですか?

いえ、あんまり考えたことないですね。

寝返りは、血液の流れを良くするために行うものです。血液の流れを良くするために、あなたが寝ている間に脳は「寝返りをうちなさい」と命令しているのです。

2:寝返りの重要な役割

そうなんですか。

例えば仰向けに寝ていれば、背中の毛細血管に圧がかかる状態になりますがそれを解消するのが寝返りです。

寝返りって、想像以上に重要なんですね。

寝返りを打つことによってうつ伏せの状態になり、背中の毛細血管に対する圧が解消します。

はい。

でも・・・しばらくしたら今度は腹部の毛細血管に圧がかかりっぱなしの状態になりますよね。そこでまた寝返りを打つ。あなたは寝ている間にゴロゴロ転がって、無意識にこの寝返りの動作を繰り返しているワケです。

3:やわらかいマットレスで血流が悪くなる可能性も

寝返りがやわらかいマットレスとどう関係あるのでしょう?

寝返りがいかに重要かということをご理解いただけたと思いますが、マットレスがやわらかいと、恐ろしいことになります。寝返りをうたなくなってしまうのです。脳が身体に『寝返りをうちなさい』と命令してもマットレスがやわらかくて寝返りがうちづらいと、身体は脳の命令を無視するようになるのです。

それ、相当まずいですね。

で、最終的には全く寝返りをうたなくなり、脳も命令を出すのをやめてしまいます。そして、最後には血液の流れが悪くなり、身体に悪影響を及ぼすようになるのです。ですから、気持ち良いからと言って、安易に柔やわらかいマットレスを選ぶことはお勧めしません。好みもあると思いますが、ぜひある程度のかたさのマットレスを選ぶことをお勧めします。

マットレス選びも単純に好みで選んではいけないということですね。できるだけかたい方が良いということでしょうか?

ただ、かたすぎるマットレスも良くありません。かたすぎると体が反った状態になってしまうのです。極端に言うと、ブリッジしたような状態になります。

ん〜ブリッジですか。でも固すぎるかどうか、ちょっと判断に迷うかもしれません。

では、マットレスが固すぎるかどうかを判断する1つの基準をお伝えします。固すぎるマットレスに寝るとブリッジしたような状態になるとお伝えしましたが、肩が張っているような感覚が生まれます。つまり、あなたがマットレスに寝たときに肩が張っているような感覚があるとしたら、それは固すぎるマットレスだということです。できればそういうマットレスは選ばないことをお勧め致します。

4:寝返りが打ちやすい、おすすめマットレス!〜フランスベッド編〜

マットレスって本当に種類が色々あって実際に選ぶとき、面倒になりそうなんですが、寝返りが打ちやすいマットレスということでおすすめのメーカーや商品ってありますか?

分かりました。おすすめのマットレスを紹介させてもらいますね。まずは、フランスベッドの『高密度連続スプリング』です。
最大の特徴は、下のイラストのように「ソフト層」「支持層」「クッション層」の3層構造になっている点です。

フランスベッド・高密度連続スプリング

この構造って、他のメーカーとは違うんですか?

そうですね、この3層構造はフランスベッド独自のものです。「高密度連続スプリング」は、それら3つの層が調和し、快適な寝心地を生み出してくれるとともに、自然な寝返りを導いてくれます。もう少し詳しくお伝えすると、まず「ソフト層」は、その名前の通り、柔らかい肌触りと、ふんわりとした寝心地を実現します。さっきもお伝えしたように、やわらかすぎると、身体の一部が落ち込んで寝返りを打たなくなってしまう可能性があります。そこで「支持層」があるわけですが、この層が身体の部分的な落ち込みを防いでくれます。そして「クッション層」は、揺れや振動を吸収します。

なるほど。柔らかい寝心地でありながら、身体の一部が落ち込んだりしないような構造になっているわけですね。

はい、その通りです。

5:寝返りが打ちやすい、おすすめマットレス!〜日本ベッド編〜

他にもおすすめのマットレスはありますか?

2つ目は日本ベッドから。『シルキーポケット・ハード』です。こちらのマットレスもぜひ実際に試していただきたいのですが、とろけるような寝心地を味わえますよ。

日本ベッド・シルキーポケット・ハード

それは、ぜひ試してみたいですね。

ちなみに、日本ベッドのシルキーポケットは、「ハード」「レギュラー」「ソフト」からやわらかさをお選びいただけます。今回のテーマである、寝返りが打ちやすい、ということで言えば「シルキーポケット」の「ハード」が良いでしょう。ただ、お好みもありますし、女性の方ですとレギュラーやソフトの方が良いかもしれません。ぜひショールームなどでお試しください。

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