普段、あお向けで寝ていますか?横向きに寝ていますか?実は眠る時の姿勢も、マットレスを選ぶ際に考慮すべきポイントです。では、眠る姿勢によっどのようなマットレスを選べば良いのでしょう?今回は高級ベッド専門店の店長に、「ベッド選びのポイント」について聞いてみました。
1:マットレスを選ぶ際に、気をつけるべきポイント
2:横向きに眠る方に向いているマットレス
3:あお向けに眠る方に向いているマットレス
4:横向き、あお向け、どちらにも対応する万能マットレスの紹介
5:ベッド選びのポイントまとめ
ベッドを買おうと思って、試しにお店で横になってみることがあるのですが、何時間も横になれるわけではないので、買ってから後悔しないか心配です。マットレスを選ぶ際に、気をつけた方が良いポイントを教えてもらえますか?
以前、「柔らかすぎるマットレスの弊害」として、柔らかすぎるマットレスはお勧めできません、という話をさせてもらいました。
マットレスが柔らかすぎると寝返りを打たなくなってしまうからでしたね。
そうです。他にもポイントとして、寝たときに身体とベッドの間に隙間ができないこと、身体の一部が落ち込んでいないことが好ましい。ということもお伝えしました。実際にお店のマットレスで横になる際は、この点を頭に入れておいてください。で、ここではさらにもう1つポイントをお伝えします。
はい、お願いします。
1つおうかがいしたいのですが、いつも眠るときは横向きですか?あお向けですか?
えっと、横向きですね。横向きに丸まって寝ていると思います。その方がしっくりくるので。でも夫は逆なんですよね。あお向けに寝ています。
一般的に、女性の場合は横向きに眠る方が多く、男性の場合はあお向けに眠る方が多い傾向がありますね。
なるほど。その寝姿勢のタイプによってマットレスの選び方が変わってくるということですか?
そうですね。結論から言うと、横向きに眠るタイプの方は、適度なやわらかさのマットレスが向いています。
そうなんですか。なぜ「適度なやわらかさのあるマットレス」が向いているのでしょう?
横向きに眠ると、肩や腰などが出っ張ります。その出っ張った箇所が沈んでくれると、背骨が曲がりにくくなり、適切な寝姿勢を保ちやすくなります。ですから、横向きに眠るタイプの方は、適度にやわらかいマットレスが向いています。
なるほど、眠った時の姿勢がきれいになるということですね。
ただ、1つ注意してください。横向きの姿勢で眠る方も、必ず寝返りを打ちます。ですから繰り返しになりますが、やわらかすぎるマットレスは避けるようにしてください。やわらかすぎるマットレスで眠ると、寝返りを打たなくなってしまう可能性がありますので。
分かりました。ちなみに私の夫のように、あお向けに眠る場合は、逆にかためのマットレスが良いのでしょうか?
ある程度のかたさがあるマットレスが良いですね。たとえばやわらかめのマットレス上であお向けに眠ると、腰などが沈みがちになり、身体に歪みが生まれます。ですから、あお向けに眠るタイプの方は、ある程度のかたさがあるマットレスが向いています。まあ最終的にはお好みですが。
私は横向きに眠るので「やわらかめのマットレス」という視点で探してみたいのですが、たくさん種類がありすぎて、ちょっと迷いそうです。でも1つ気づいたことがあって・・・私、あお向けに眠る夫と同じベッドで寝ています。なので、そこも考えないといけないですよね。
なるほど。一緒に眠るということでしたら、横向きにも仰向きにも対応できるマットレスが必要ということですね。
そうなんです。でも、そんな都合の良いマットレスって無い・・・ですよね?
いえ、1つだけおすすめしたいマットレスがあります。それは、日本ベッドのシルキーシフォンです。
えっ、日本ベッドのシルキーシフォンってどちらにも対応のマットレスなんですか?
はい、コイルの機密性と詰め物の弾力性の相乗効果により、横向き、あお向け両方に対応できる最高のマットレスです。心地よいふんわり感の中にモチッとした弾力性を兼ね備えています。実際にご購入されたお客様からもご好評ですし、自信を持ってお勧めできるマットレスです。ただ、人それぞれお好みもありますので、ご購入の際は、実際に体感されて、他のマットレスとも比較の上ご検討くださいね。
改めてベッドを選ぶ際のポイントをおさらいしましょう。
一般的に、横向きに眠る方は、柔らかめのマットレス、あお向けに眠る方は、かためのマットレスがおすすめです。ただ、お好みもありますし、ベッドを新しく購入される際は、ぜひご自身の眠る姿勢も考慮してみてください。快適な睡眠を手に入れていただければ幸いです。
また、実際にいろいろなベッドを試してみたい方は、ぜひショールームへ足を運ばれてみてください。
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高級ベッドの選び方